第6話:続・1日で200社開拓
第6話:続・1日で200社開拓
まさか、こんな展開になるとは・・
(第5話:1日で200社開拓「ダンボール物語」の続き・・)
ダンボール引き上げの連絡をすると、
その社長様は、やさしい笑顔でほほえみ、
面談室へと案内してくれました。
そして、このように言葉を続けたのです。
「私は○○協会の理事長を務めています。
会員数は200社を超えており、
皆、連帯意識が強く、結束もあります。
あなたが扱っている商品ですが、
○○協会の200社へ、アピールして
もらえませんか?
協会が推奨するサービスとして、
紹介させて頂きます。」
その提案を聞いてびっくりした私は、
これまでの自分のキャパシティを超えた内容だったため、
このように答えました。
「ご提案頂きありがとうございます。
とても大きな話で、営業マン個人で伺う話にしては
スケールが多き過ぎます。よければ上長に報告し、
そこからお打ち合わせさせて頂いてもよろしいでしょうか」
結果、そこから様々な打ち合わせを行い、
一気に、200数社を開拓することが出来たのです。
ダンボールがきっかけでこのような展開になるとは、
夢にも思っていませんでした。
訪問を続けることで、
このような奇跡が起こるのだと体験した出来事でした。
(追記)
200社の紹介を頂いてからも、紆余曲折がありました。
トップがOKしても、その他、
各エリアの理事長に納得してもらわなければならない。
そこで、私は、それぞれの、理事会に参加し、
皆の前でプレゼンしてまわることになりました。
1体多数のプレゼン方法は、
今まで経験したことがなく、
これがのちに、セミナー営業を習得する上で貴重な経験になったのだと感じています。