医療保険の他社研究

差別化のコツは、医療保険のカバー範囲を知ること

医療保険は、月額数千円と比較的安価な商品で、他社からの乗り換えが狙い安い商品です。
理由は、年々、医療保険の保障のカバー範囲は広がっており、見直せば見直すほど、お客様にとって有利な条件になりやすいから。

 

このタイプの商品は、新しければ新しいほどお宝になりやすい傾向にあり、3年以上前に契約した商品であれば、有利に商談を進められる可能性があります。

 

例えば、私たちの死亡要因の55%を越えるとされる三大疾病(ガン・脳卒中・心筋梗塞)ですが、 ある保険会社は、

ガンは、上皮内ガンは保障しない
脳卒中は、早期発見され、後遺症がみられなかった場合保障されない。
心筋梗塞は、急性心筋梗塞しか保証しない。

 

 

これは、最近の厚生労働省の統計からみると、

 

保証範囲が狭いとみることもできます。

 

上皮内ガンを保障しないということは、
子宮頸がんになった66.7%(2012年統計)の方は、上皮内ガンと診断されることがある為、保障されないことになり、
大腸ガンになった約2割の方も上皮内ガンと診断されることがあるため、保障されない可能性が出てきます。

 

脳卒中の後遺症が残らない割合は20%のため、早期発見であれば、後遺症は残りにくい為、
全体の約2割の方が保障されないというケースになります。

 

また、心筋梗塞のうち、急性心筋梗塞になる確率は約2割のため、残りの8割の方は、保障されないなど、案外、保険営業マンもお客様が知らないこともあったりします。
当時、保険会社約40社の商品を比較しましたが、保障のカバー範囲が狭い商品が8割以上を占めてたため、チャンスが多かったです。

 

また、三大疾病のカバー範囲が狭い商品でも、糖尿病などのカバー範囲が広い商品などもあります。

 

このあたりの詳しいことは、調べれば調べるほど、お客様に喜んで頂ける情報です。
こういった知識は、他の営業マンとの差別化に繋がります。覚えておいて損はないと思います。