クロージングのコツ
クロージングのコツ
〜商品を売り込むのは初級レベル〜
プレゼンのコツ
百発百中のセールス術
クロージングとは、営業活動において顧客と契約を締結することを意味していると言われています。
多くのセールスマンは、契約を頂く直前のセールスプロセスであると認識しているケースもありますが、個人的にはこれは大きな誤解であると捉えています。
また、人によっては、最後のサインを頂くために、決断の大切さについて延々と語るケースも見受けられますが、これも賢いやり方ではないと思います。
本当に売れている人は、お客様に極力エネルギーを使わせないようにして、スムーズにサインしてもらうことができます。
そして、本当に売れている人は、セールスの最後だけではなく、会った瞬間からクロージングは可能であることを知っています。
これは非常に需要な概念ですが、契約書にサインしてもらうことを、目的にクロージングを行うと、どうしても押し売り感がぬぐえず、最終局面で説得に入ってしまうと、その場ではサインしてくれても、後にキャンセルに繋がったり、購入後のクレームにもつながります。
では、どのようにしたらよいのかというと、
「お客様の欲求にクロージングする」
というのが正しいやり方です。
家が欲しいお客様がいれば、契約書にサインすることをクロージングするのではなく、家を手に入れたいという欲求にクロージングするのです。
家を購入することで、幸せな家庭が描けたとします。
その場合、幸せな家庭にクロージングすれば、その後のサインには、何のエネルギーも必要なくなります。
家族に安心がもたらされるれるとしたら、家族の安心にクロージングする。
そのような具合に、
この技術さえ身につけることができれば、お客様に契約を頂くのは、さほど難しくなくなります。
商品を売り込むのではなく、お客様に、お客様の欲求(夢)を売り込む。
従来とは、違うセールスのエネルギーの使い方になりますが、威力は絶大です。
自らの本当の欲求にNOと言うお客様はいません。
そういう意味では、百発百中のセールスも可能なやり方です。